Outlook for Androidプレビュー版でスマホから会社メールを使ってみた
会社のメールをGmailで送受信できるように設定していると、メール受信の遅延が発生し、いろいろと制約事項を突破しなければ受信の遅延を解消することができません。
外出中でもすぐにメールを確認して、必要とあらばすぐに返信したいのに、受信できるのが1時間後などとなっていてはちょっと仕事には使えないかもと感じてしまいます。
そんな背景からくすぶっていたGmailとの関係ですが、ちょうどMicrosoft Outlookのプレビュー版がGoogle Playにも公開されたようなので、ちょっと試してみました。
OutlookをAndroid端末で使ってみた

Outlookプレビュー版の特徴
「Microsoft Outlook のプレビュー」は、Android端末でマイクロソフトの電子メールクライアント、Outlookを利用することができるアプリ。
複数のメールアカウントを登録でき、DropboxやBOX、OneDriveからカンタンにファイル添付できるようにもなっています。
重要なメールは優先フォルダに

左は優先フォルダ。確認すべきほとんどのメールがデフォルトでここに入っています。右はその他のフォルダ。スパムメールやWEBサービスの通知メールが入っています。重要な通知メールだけを優先フォルダへ受信するよう設定することも可能。
最も重要なメールを優先する受信トレイというだけあって、デフォルトで、ほぼ確認すべきメールだけが優先フォルダに入ってきているようです。
無駄なメール確認の時間を極力減らす上に、大事なメールを見逃すことなく、急ぎの対応もしやすくなります。
まだ優先フォルダに入っていないメールも、個別のメール詳細画面から、今後追加するように指定することもできます。

通知エリアには送信者名と件名が1件分表示されます。新着が複数ある場合は、最新のメールの件名が表示されます。
不要なメールは既読になる
Webサービスの通知メールやスパムメールなど、重要でないメールは、「その他」のフォルダに振り分けられ、デフォルトで既読になります。確認する必要のない未読のメールが増えることもなく、これならストレスも溜まりませんね。
カレンダー機能も内包

メールの中のひとつの機能と位置づけられているカレンダー。
メールは相手との約束をするための一つの手段、と言いたいかのように、メールの中にカレンダー機能も入っています。この思想、嫌いじゃないです。
Dropboxなどからカンタンにファイル添付

OneDrive、Dropbox、boxのアカウントから、ファイルを直接呼び出すことができます。
DropboxやBOX、OneDriveのアカウントを紐付けると、アプリ上でそれぞれのサービスからファイルを選んで添付する、あるいはファイルへのリンクを記載して送ることができます。
添付されているファイルもカンタンに探せる

画像左側は添付ファイルのあるメールだけを絞り込んで表示したもの、右は日付ごとに受信した添付ファイルを一覧したもの。
送信時のファイル添付だけでなく、受信したメールに添付されているファイルを探すのも簡単です。
添付ファイルだけを一覧する画面もあるので、見落とすリスクも減り、あとからでも探しやすくなりますね。
プレビュー版なので不安定な面も

最適化アプリで、スムーズに実行されていないと指摘されている。
プレビュー版なので、まだまだ完全に安定しているようではないようです。最適化アプリでも頻繁に再起動を繰り返していると指摘されました。(ただ、Evernoteなどのアプリも最近は不安定で、頻繁に再起動しているようですが。)お使いになる際には、その点を考慮していただけると幸いです。
興味があるかたはMicrosoft Outlook のプレビュー – Google Play の Android アプリからアプリをインストールしてください。Outlook for iOSはこちらからどうぞ。
Android
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iOS

カテゴリ: 仕事効率化, ビジネス
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