右クリックメニュー（コンテキストメニュー）からブックマークレットを使えるようにするGoogle Chrome拡張機能。

ところで、この拡張機能では、ブックマークバーへ新たにフォルダが作成されます。それを避けたいという方のために次のページでカスタマイズ方法をご紹介します。

→ブックマークフォルダを増やしたくない人のためのカスタマイズ方法

ブックマークフォルダを増やしたくない人のためのカスタマイズ方法

バージョンアップしたため、カスタマイズできなくなってしまったようです。

この拡張機能では、ブックマークバーに新しく「bookmarklet」というフォルダが作成され、その中にブックマークレットを追加することになります。

ただ、スペースに限りのあるブックマークバーには、なるべく登録を増やしたくない、あるいは短い名前にしたいというニーズもありますよね。

そこで、それを一時的に回避する方法をご紹介します。

※拡張機能がバージョンアップされると、初期の名前に戻ってしまう可能性があり、その場合は都度設定していただくことになります。あらかじめご了承下さい。

1. 設定ファイルを開く

↑まず画像のように、拡張機能の管理ページで、「SpellBook – ブックマークレットを右クリックから実行 」を無効にしておきます。

拡張機能の保存場所は、

C:\Users\(ユーザ)\AppData\Local\Google\Chrome\User Data\Default\Extensions

になり、そのフォルダの中に、

ihckioenbbjedpocnnennnehjaacojil

というフォルダがあります。

次にそのフォルダの中の、バージョン名の入ったフォルダ（今回は1.0.5_0）を開きます。

するとその中に、

buildMenu.js

というファイルがあるので、これをEmeditorやTerapadなど、文字コードを指定できるテキストエディタで開きます。

2. ファイルを編集する

↑ファイルを開くと、画像のように9行目に bookmarklet という文字があります。

これを、自分の希望するものに変更して保存すれば、そのフォルダ名で生成されます。

私の場合「ﾂｰﾙ」というフォルダにブックマークレットを貯めていたので、今回は9行目を、

var ROOT_FOLDER_NAME = “ﾂｰﾙ”;

と変更し、新たなフォルダを生成することなく、そのまま貯めていたブックマークレットを使えるようにしました。

補足

また、拡張機能をインストールしてすぐにこの作業をおこなうと、新たなフォルダが生成されずに済むようです。

ただ、別のPCでは、インストールしてしばらくたってから作業をおこなったためか、すでにフォルダが生成されていました。この場合は一度拡張機能を無効にし、ファイルを設定してGoogle Chromeを再起動すると、指定のフォルダが変更されるようです。