EPSONのスマートグラス、MOVERIO BT-200AVの体験会に参加してきました。

スマートグラス「MOVERIO(モベリオ)」に触れてみた

2015-03-29 | Sigeo | 0 | カテゴリ ガジェット・家電

MOVERIO BT-200

先日、Engadget「MOVERIO」体験会に参加いたしました。

MOVERIO(モベリオ)は、スマートグラスと呼ばれる新しいガジェットで、いつでもどこでも大画面を楽しむことができるというもの。サングラスのようなメガネをかけることで、移動中やテレビのない部屋でも、ドラマや映画などを試聴することができます。

今回は、このMOVERIOのBT-200AVを半年間にわたって試用させていただくことになったので、まずはその手始めとして体験会のことを共有します。

スマートグラスをかけると目の前に大画面が広がる

このサングラスのようなものをかけて電源を入れると、目の前に大画面が広がります。

このサングラスのようなものをかけて電源を入れると、目の前に大画面が広がります。

スマートグラスは、一見なんだか近未来的なサングラスといったような印象を受けました。グーグルグラスと似たようなものにも感じられますが、大きく違うのは、両眼で画面を見られることだとか。

どんな体験ができるのか気になってしかたがないので、さっそく掛けてみます。

スマートグラスに映っているGoogleの画面。

スマートグラスに映っているGoogleの画面。

ちょっと写真では伝わりにくいと思うのですが、片方の眼から見た状態が上記の写真のようなもの。画質も思ったより全然綺麗で、本当に目の前に大画面が広がります。

WiFiでインターネットを楽しむこともできるので、YouTubeも見てみましたが、遠くを見るようにすることで、PCのディスプレイで見るよりもかなりな迫力を感じます。これを見て、Amazonインスタント・ビデオで借りた映画を、このスマートグラスで観てみたいなという衝動にも駆られました。

スマートグラスに画面が映るのですが、うっすら向こう側が見えるようにもなっています。だからといって映画やドラマを観ながら歩くのはとても危険だとは思いますが、周りを見ることもできるのは良いですね。ただし、明るいところでは、濃い色のグラスをつけないと、画面が見づらいというのもあるようです。

2種類の濃さのグラスとメガネ用アタッチメント。

2種類の濃さのグラスとメガネを付けたまま使えるようにするアタッチメント。

BT-200には2種類の濃さのグラスが付属されているので、環境に合わせてグラスを使い分けることができます。

改善できるとさらに良くなると思った点

大画面で動画を楽しめることに感動したのですが、気になった点もいくつか。

これはトラックパッド。スマートグラスに映るAndroidの画面をこのトラックパッドで操作します。

これはトラックパッド。スマートグラスに映るAndroidの画面をこのトラックパッドで操作します。

画面での操作は基本トラックパッドなのですが、これで文字を入力するのがちょっと面倒。USBでつなげればキーボードなども使えるとのことですが、移動中はトラックパッドのみを使うのが現実的なので、文字入力が必要な物は、できる限り自宅で済ませておきたいところです。

また、しばらく観ていると、けっこう目が疲れてしまうのも難点。一日中PCと向かい合っているので強いほうだとは思うのですが、それでも疲れてしまいます。ここが改善できると良いなと思います。

可能性を感じたこと

仕事が多いと移動時間も無駄にしたくないと思うことが多々あります。けれども、やることによってはノートPCを開いてやったほうが効率が良いことも多々あります。

とはいえ、電車のなかでノートPCを開くと、周りから丸見えになってしまうので、なかなかやることができません。そんな時にMOVERIOを使ってノートPCを使うことができれば、気兼ねなく仕事をすることができますよね。キーボードもレーダー投影式を使えば、周りから見たらおかしな人に見えますが、かなり快適かも。そんな可能性を感じたひとときでした。

興味があるかたはMOVERIO スマートグラスで広がる世界へどうぞ。

MOVERIO(モベリオ)のCM

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