HTC サポーターズクラブ キックオフミーティングでHTCとU11を見てきました
先日、HTC サポーターズ クラブのキックオフミーティングに参加しました。
私にとってHTCといえば、2009年に初めて手にしたAndroid端末「HT-03A」の印象が強く残っています。その後の印象としては、Googleが自社ブランドのスマホPixelに採用したことなどから、速く、安くて良いものを作るブランドというイメージを持っていました。
そんなHTCが新モデルのスマホ、「U11」を発表し、その機能やHTCという会社そのものにあらためて興味をいだいたので、このキックオフミーティングに参加してみました。
実はあまり知られていない、HTCの「実は…!」
HTCは今年で創業20週年を迎えるそうで、日本法人の社長いわく、あらためてファンのためのHTCを創り上げたいという想いがあるのだそうです。
話の中で、HTCの実はこうなのだというものをお聞きしたのですが、実は知らないHTCの事実があることに驚きを感じました。たとえばタッチスクリーン。一般的にはAppleのイメージが強いのですが、実は最初に開発したのはHTCであったという事実。こういった話を聞くと、ブランドのイメージも大きく変わってきますよね。
また、Android端末自体も世界で最初にリリース。その時期は2008年。こんなにも速く出していたのですね。
そのHTCが新たに掲げるコンセプトは、Brilliant U。U = YOUであり、端末を持つあなたを輝かせるといった意味合いでしょうか。このコンセプト実現のための方向性である「端末操作は、Touch から、Gripへ。」。
このフレーズ、とても気になります。
「Touch から、Gripへ 」これがどういった意味合いかというと、
端末をタッチするのではなく、グリップ(握る)ことであらゆる操作ができるようにするものなのだそうです。
HTC U11は「Touch から、Gripへ 」
2009年当時のスマホはこのようなものでした。まるでPDAを髣髴とさせるようなものですが、WEBを見られるうえにアプリでガラケーとは別世界のリッチな体験ができて、当時は本当に衝撃を受けました。
ただ、その後はあらゆるメーカーがAndroid端末をリリースしてきたため、機種変のタイミングでもっとも気になるものを選ぶようになり、HTC端末からは遠ざかっていました。
先述したHTCの新しいコンセプト、「端末操作は、Touch から、Gripへ。」が反映されたという新機種、「HTC U11」はどのようなものなのか、早速試してみました。
かなりスッキリとしたパッケージデザイン。
パッケージを開けると、キラキラと輝く鏡面の端末が顔を出します。
これまでのスマホにも、物理ボタンを押すことで直接カメラなどのアプリを起動、操作するものがあったと思います。しかし、HTC U11では、カメラを起動し、撮影するまでをこの握る動作でおこなえます。
また、短く握った時と長く握り続けたときで別の動作として認識し、違うアプリを起動させることができます。
このグリップ操作、最初なれない時は少し戸惑いましたが、なれるとたしかに楽。とくにカメラの撮影は、スリープ状態から電源ボタンを押すなどして立ち上げているとシャッターチャンスを逃すことも多いので、ちょっと握るだけで起動し、もう一度握ると撮れるというのは助かりそうです。
握ったことを感知するのは、端末の下半分の端の部分。写真では見づらいですが、感知する部分に説明が書かれています。
デフォルトでは、短く握るとカメラが起動。その状態でもう一度短く握るとカメラを撮影。そして長く握るとGoogle音声入力を起動していました。
もうひとつ興味をそそられたのがAI。
U11にはデフォルトでGoogle AssistantとAmazon Alexaを搭載しており、所有者の利用状況に合わせた提案をおこない、アプリの自動省力化もおこなって電源が長持ちするようになるなどといったメリットを得られるそうです。
利用状況に合わせた提案というのが具体的にどのようなものなのかはあまりわかりませんでしたが、AIが加速度的に進化している中、スマホもこのAIを搭載することでより進化していくというのは自然な流れですよね。
興味がある方はHTC U11へどうぞ。
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