米国で人気のYouTube動画を地図上で視覚化する「YouTube Trends Map」
性別や年代、地域によって好みが変わることもある。とくにウェブ上ではなく口から口へと伝わった場合には、特に場所や年齢層によって流行が変化する可能性が高くなりますよね。
YouTube上での、このようなトレンドが視覚化されたら、何か見えてくるものがあるものなのか。そんなことを実現している、YouTubeの新たな試みが開始されたようです。
米国で人気のYouTube動画を属性別に視覚化した「YouTube Trends Map」
「YouTube Trends Map」は、米国内で人気のYouTube動画を、地図上に、性別や年齢別で視覚化してくれるダッシュボードサービス。
特定の年齢層や地域、あるいは性別だけに大きな違いがあることを発見できたりして、面白い気づきを得ることができそうです。
地域別にトレンドが見える
↑現在は米国内のみのデータになりますが、地域ごとに多く共有されたり、再生された動画のサムネイルが表示されています。まったく違うものが流行っている場所も見えて、おもしろいですね。
年代別、性別での特筆すべき部分が見える
↑今回の例では、多くの年齢層に人気のある動画がある中で、13歳から17歳、そしておそらく18歳くらいまでの年齢層だけに大きな人気が出ている動画が見つかります。
学校という、社会からは少し離れている場所で、ネットをあまり介さずに口伝で広まった、とも考えられますね。比較的記憶にあたらしいFacebookの伝播のしかたを思い出すと、ここから今度は子供たちの母親の層へと広まっていくのかもしれません。
興味がある方はYouTube Trends Mapへどうぞ。
日本版が出たら、地域ごとに違った切り口の動画でアプローチすることができないかを測ってみたいですね。
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