デスクトップやGoogleドライブ、Evernoteなどから横断検索できる「Meta Search」
ふとひらめいたアイデアのメモや議事録にアウトプットした文章などなど、とにかく記録を残しておくことが大切なわけですが、その記録を保存する場所にこだわりすぎると、せっかくひらめいたものが薄れてしまったり、忘れてしまうこともありますよね。
かといって、どこに保存したかを忘れてしまうと、あとから探すのに苦労したり、そのまま活用されずに埋もれてしまうこともあるかと思います。
今回は、このような問題を解決してくれそうなサービスをご紹介します。
あらゆる場所に保存したテキストを横断検索できる「Meta Search」
「Meta Search」は、デスクトップやGoogleドライブ、Dropbox、Gmail、Evernoteなどのサービスを横断して検索できるサービス。(2016年8月15日現在、デスクトップ検索はリリース待ち)
どこに記録したかを気にしなくても、Meta Searchを使えばしっかりと記録を見つけ出すことができます。
サービスはまだベータ版で、Windowsマシンでのデスクトップの検索についてはアプリのリリース待ちですが、もうそろそろだとのこと、待ち遠しいですね。
一度に横断検索できる
GoogleドライブだろうがDropboxだろうが、とにかくキーワードに関連するファイルをすべて検索して結果を出してくれます。
検索結果から発見した目的のファイルは、そのまま検索結果からクリックすることで、それぞれ街頭のサービス画面上で開くことができます。
ファイルやサービスの種類で絞り込める
PDFやGoogleドキュメント、画像やPPTファイルなど、ファイルの種類で絞り込みをかけることができます。また、アカウントもDropboxなどに限定して絞り込みをおこなったり、作成した時期で絞ることも可能です。
スマートタグが付く
キーワードの検索結果から、さらに絞り込みを行いたい時に便利なのがスマートタグ。ドキュメント内のキーワードからタグを自動的に生成し、クリックするだけで検索結果を絞り込むことができます。
さきほどご紹介したカメラ・レンズの検索結果も、レンズだけでは絞り込みが甘かったので、「EOS」のタグをクリックすることで最適な検索結果を得ることができました。このタグを自分で編集することも可能です。
対応しているサービス
- デスクトップ(Windowsはアプリのリリース待ち)
- Googleドライブ
- Dropbox
- Gmail
- Evernote
- Trello
- Slack
ファイル数が多いと、利用できるまでに少々時間がかかるようです。私の場合、エバーノートのノート数が3万以上あるので、それに時間を要してしまった様子で、利用開始までに7時間かかってしまいました。ただ、Evernote以外は10分程度で完了していたので、Evernoteでノート数が多くないかぎりはすぐに使うことができそうです。
興味がある方はMeta Searchへどうぞ。
どうやら検索結果ページ上でのプレビュー機能も準備中のようで、これからますます便利になっていくことが期待できそうです。
Meta Search
評価コメント
アイデアを残すことを再優先に、その時々でメモを残す場所は変わってきてしまうこともあるので、このように残した場所を気にせずに検索できるのは非常に便利。
欲を言えば、Google ドライブに対応しているのでGoogle Keepにも対応してくれると個人的にほぼすべてのオンラインメモを網羅できるなと勝手に期待しています(笑)
Trello以外のタスク管理ツール、あるいはSlack以外のチャットにも対応するとよりおもしろくなりそうですね。
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