“目的ある英語学習を「uListening」ですべき理由”へのコメント1つ
- alcdigital: 2012-02-02 12:43
先日はセミナーへのご参加ありがとうございます!目標の設定、大切ですよね。「自分が所属する会社を将来グローバル化するため」と目標がはっきりされているので、それに向けて、アルクもお役に立てればうれしいです!
「あなたが英語を学習する目的はなんでしょう?」
インターネットの普及によって加速度的にグローバル化が進む中、英語の言語習得を推奨する企業が増えていますよね。昇格するために英語の資格が必要になる会社は、これからも増えていくのでしょう。
このような英語習得を重視する傾向にある世の流れの中、その英語習得の目的について力説するのは、英語学習をする人なら馴染みがあるであろうアルクで英語講師をされている福江さん。
今回はAMNを通してアルクの英語学習法セミナーに参加させていただいたので、そこで得た英語学習のコツをお伝えしたいと思います。
英語の習得度を測るために最も明快なのはTOEICですよね。
多くの人が同じ条件で試験を実施し、各人が自分のレベルを可視化できるものとして、国内ではもっとも一般的なもの。
すべての基礎である語彙を身につけるためにもTOEICは重要ですが、多くのひとの場合このTOEICで高得点を取ることが目的化していると福江さんは言います。
例えば私が英語を学習する理由は、海外の新しい情報をいち早く、そして明確に伝えるためであり、自分が所属する会社を将来グローバル化するための備えでもあります。
英語を習得するには、継続することが何よりも大切とのこと。なかなか英語を身につけることができないという人の大半は、忙しさにかまけて継続できないことにある、とも言います。
その継続できない理由の根底には、明確な目的がない、あるいはTOEICで高得点を出すことが目的化しているといったことがあるそうです。
ですから、英語を習得するためにもっとも大切なことは、自分が英語修得を通じてどうありたいのか。英語を習得した自分がどのようなシーンで活躍しているのか。といったことを明確にする必要があります。
たとえば、英語をビジネスで活用したいならビジネスの英語だけを使えるようになれば良いし、旅行で使いたいのなら、旅行に必要な英語だけを使えるようになれば良いと。このように、目的が明確になるだけでもやることが絞られ、習得までの最短距離が見えるのです。
TOEICで高得点を目指すにも、なんのためのTOEICなのか、TOEIC スコアを上げるための勉強はアウトプットのためのインプットなのだということを肝に命じなければならないのです。
日本人が英語を習得する上でつまずいてしまうもっとも大きなポイントがリスニング。なぜリスニングが障害になってしまうかというと、音と文字が一致しないからだといいます。
いくら言葉として話していても、音と文字が一致しないとただの雑音にしかならないそうです。ですから、まずはその雑音にしか聞こえないものをリスニング学習を繰り返しおこなって聴こえるようにする必要があるのです。
音と文字の一致は、継続して訓練することによって克服することができ、必ず聴こえるようになると福江さんはいいます。
そのためには、正しい学習法が必要であるとも。
福江さんが教えてくれたリスニング学習法とは、
この学習法を、いかにスキマ時間で継続しておこなえるか、そして必ずいつどこでやるかを明示し、できれば誰とやるかまでを実行すると、より継続する力になるとのことです。
これらの学習をおこなううえで、英語の音声とその音声の内容のテキスト、そして日本語の訳文が必要になります。
英語の音声ならば、TEDなどで教材となる動画や音声をいくらでも入手することができます。しかし、日本語訳のテキスト付きの教材となると、高額のものがほとんどで利用したくても敷居が高くなってしまいます。
その敷居を下げ、さらに電車通勤時などのスキマ時間にカンタンに学習できてしまうのがUlistening。アプリ本体は無料で、いくつかの無料版を試用したうえで有料の教材を購入することもできます。
今回は、イベントの際に頂いたiTunesカードで、2012年2月9日まで通常の半額の700円になっているENGLISH JOURNAL2011年4月号、iPhone発売時のジョブズのスピーチを収録した教材を試してみました。
※ENGLISH JOURNAL2011年2月号、マドンナの特集付きも2012年2月9日まで半額。
↑uListeningの特徴は、アプリ上でテキストを非表示にしたままリスニングしたり、テキストを表示したまま、テキストをクリックすることでその位置から再生したり、日本語訳を表示するのに、画面をフリックするだけで切り替えられること。そして、聞き取れなかった部分を、3秒前まで戻すボタンがあったりすることです。
イベント会場でも、uListeningを使って、本当に聴き取れるようになるのかを参加者全員がやってみました。すると、何度も聴いて、テキストを確認して、そしてテキストを見ずにリスニングしてみると、驚くほどわかるようになってくることを体感できます。
そして、テキストを見ないでのシャドーイングも、それまでに何度も聴いていれば、抑揚を真似しつつ話せるようになってきます。ここで覚えたフレーズを、通常の会話でも使えるようになってくるとも言われました。
確かに、リスニングを通じて覚えたフレーズは、会話をしていて自然に出てくると感じることもあります。この覚えたフレーズの数が増えれば増えるほど、会話のバリエーションが充実していくのでしょうね。
今回の英語セミナーで、英語修得に一番重要なことだと再認識したのは、やはり継続すること。
忙しいビジネスマンが英語学習を継続するには、いつ、どこで、何を、どれくらいやるかを決め、それ以外では絶対にやらないと決めることが何よりも重要だとのことでした。
また、英語学習の目的、目標をどのような場面でどのように使うものなのか明確に落とし込み、ビジネスならビジネス英語だけを、旅行なら旅行に関する英語だけを修得するのが継続するためにも、そしてアウトプットするためにも重要だとのこと。
私もこのセミナーに参加し、学習方法についてモヤモヤしていたものが晴れました。教材がuListingではなくとも、自分の目的を達するために英語を学習される方にはぜひ実践していただきたいです。
先日はセミナーへのご参加ありがとうございます!目標の設定、大切ですよね。「自分が所属する会社を将来グローバル化するため」と目標がはっきりされているので、それに向けて、アルクもお役に立てればうれしいです!