アメリカン航空が他社のキーワード商標侵害に対してGoogleを告訴!?
先日、DoubleClickのアドワーズでの商標侵害で検索広告での商標侵害について言及したばかりですが、アメリカン航空が同様のケースでGoogleを告訴するそうです。
下記COMPUTERWORLDより引用。
検索会社が他の会社による有料広告のためのキーワード引き金としてそれらを使うことによってアメリカン航空のトレードマークを侵害していると主張して、昨日Google社に対する訴訟を提起しました。
アメリカン航空が怒った訳
事の発端は、”american airlines”というキーワードなどで他社がアドワーズ広告に出稿していたこと。ちなみにこのキーワード、Googleでの月間検索数が346,614ヒットあるようです。入札価格は低めでしょうから魅力的ですよねww(キーワードアドバイスツールプロで調査)
ただし、関連性がなければクリック単価は高騰し、掲載不可になるはずですから、狙いは違うものの私の商標侵害のケースと同じように、何らかの不手際があったのでしょうね。
出稿していた会社は、自社のキャンペーンに検索ユーザーを引き込むために勝手に掲載していたようです。
大企業に関して慎重に審査しているんでしょうけど、やはりアドワーズの審査には穴があるようですね。
米企業の訴訟の怖さ
なんと55ページにも及ぶ訴訟の文面が公開されています。(PDFファイル)
日本の企業はおとなしいと感じますが、こういったケースでも訴訟されるものなんですね。
しっかりとキャプチャー画像も押さえてらっしゃいます。↓
↑すべてチケット販売サイトによる掲載のようです、許可を得ていなかったんでしょうね。
ここまで動く前に水面下での動きがあったかどうかは、両社ともコメントしていないため不明ですが、Googleは既にこのキーワードでの掲載をすべて削除しているようです。(検索結果)
ところで、日本法人は平気なのでしょうか。
きっと許可を得ているのでしょうが、見ていて怖くなります。。。
WEB担当者の方々、やはり一度出稿キーワードを再確認した方がいいかもしれません。
ついうっかりが許されそうにありませんからね。。。
COMPUTERWORLD
http://www.computerworld.com/アメリカン航空が他社のキーワード商標侵害に対してGoogleを告訴
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