Googleが相互リンクに関するルールを更新!?
Googleがウェブマスター向けヘルプセンターの”リンク プログラム”についてのルールを更新したそうです。
下記、ウェブマスター向けヘルプセンターより引用。
Google 検索結果におけるサイトのランキングは、そのサイトにリンクしている他のサイトの分析によっても影響を受けます。リンクの量、品質、関連性が評価の対象となります。サイトにリンクしている別のサイトから、そのサイトのテーマや、品質および人気度の指標を知ることができます。しかし、リンク交換プログラムに参加している一部のウェブマスターは、リンクの品質、ソース、他のサイトに与える長期的な影響を無視して、相互リンクだけを目的としたパートナー ページを作成しています。 これは Google のウェブマスター向けのガイドラインに対する違反となり、検索結果におけるサイトのランキングに悪影響を与える可能性があります。
リンクプログラムという言葉が指し示すものは下記の通りです。
- PageRank の操作を意図したリンク
- ウェブ スパマーや不正なウェブ サイトへのリンク
- リンク交換および相互リンク プログラム (「お互いにリンクしましょう」といったプログラム)
- リンクの売買
リンク プログラムの例
上記のリンク交換および相互リンク プログラムの部分ですが、英語版では”Excessive reciprocal links or excessive link exchanging”と表記しており、直訳すると”過剰なリンク交換、または過剰な相互リンク”となります。
どれくらいのレベルから”過剰”と判断するかは不明ですが、相互リンクサイトとの相互リンクがSEOにまったく効かなくなると見ていいのでしょうね。
下記、今後のSEOを示唆するような文面もありました。
他のサイトから自分のサイトへの関連するリンクを獲得する最善の方法は、インターネットコミュニティですぐに人気を得られるような、関連性の高い独自のコンテンツを作成することです。役立つコンテンツの数が多いほど、だれかが自分のサイトのユーザーにとってそのコンテンツが有用であることに気づき、リンクを作成する可能性は大きくなります。 何かを決定する際は、まず「これはページのユーザーにとって有益だろうか?」と考えてください。
効果的なプレスリリースを行うための11のTipsでもお伝えしましたが、検索エンジンの最終到達点である「検索ユーザーの本当に欲しい情報が検索順位の上位に来る。」というものが、より現実味を増してきたと感じられますね。
より詳しく見たい方はウェブマスター向けヘルプ センター – リンク プログラムへどうぞ。(開いた画面右上のプルダウンで言語変更可能)
ウェブマスター向けヘルプ センター
http://www.google.com/support/webmasters/リンク プログラム(相互リンクサイトなど)について(開いた画面右上のプルダウンで言語変更可能)
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