DoubleClickがアドワーズで商標侵害!? 検索広告に対する危機感
あなたのサービスは大丈夫?
Google傘下のダブルクリックまでもが商標権を侵害する広告出稿を行ってしまっていたそうです。
DoubleClickが行っていた競合他社名での広告出稿
まあ、重箱の隅をつつくようなこと、と言ってしまえばそれまでですが、Google傘下の企業が競合他社の社名に出稿してしまうというのも問題ですよね。
故意ではなくとも、こういったケースが発生してしまうのもわかります。
アドワーズの管理画面上で関連キーワードを生成した場合に、企業名やサービス名の検索数が多ければ候補に上がってしまうことも多々あります。
私が思うに上記の画像の件に関しては、ダブルクリックの担当者が「ad」というキーワードの関連語句に対して一括掲載していたのではないかと予想しています。
アドワーズ管理画面での部分一致キーワード抽出例
実は私もこのケースに悩まされました。
私の担当するサービスの名前には、上の件と同じようにキーワードが含まれていて、必ず競合他社の広告が表示されてしまうのです。。。
だまってみているわけにはいきませんので、当然Googleに対して掲載停止の依頼をするわけですが、「商標を確認し、停止しました。」という返信メールの数日後には、また同じように掲載されてしまうんです。
これを何度繰り返しても、元の木阿弥。アドワーズ管理画面の不手際としか言い様がありませんよね。
結局これを解決するには現段階では競合他社に対して直接警告するしかないという結論に達します。。。
オーバーチュアでは同様のケースが起きないので、やはりGoogleの審査は低コストを優先しているとしか思えません。
あなたの担当するサービスは大丈夫ですか?
メールチェック同様、自社サービス名の検索結果チェック、そして他社の商標権を侵害していないかチェック、忙しい中でもリスクヘッジのためには欠かせませんね。
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