3つのポイントをご紹介。

SESサンフランシスコに参加して感じたこれからのSEO

2011-08-22 | Sigeo | 2件 | カテゴリ SEM・SEO 関連

SESサンフランシスコ

8月16日から18日の3日間、サンフランシスコで開催されたSearch Engine Strategies(SES)に参加してまいりました。

普段、WEBマーケティングブログと名乗りながら、それらしきことを書いておりませんが、今回はこれからのSEOについて感じたことを3つのポイントに焦点を当てて共有させていただきます。

もっと詳細までSESの情報を知りたいかたは、http://www.google.co.jp/search?q=site%3Asoejimakeiichi.com%20intitle:sesや、https://twitter.com/#!/search/suzukik%20sessfあたりをご覧いただくと良いと思います。

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Moscone West

SESの会場となったMoscone West

SEOはユーザー目線で考えること

ある意味SEOという単体での概念はなくなるのかもしれません。

ユーザビリティ、コンテンツの実用性が、SEOに影響してくることが、Googleのさまざまな公式発表、そしてSEOの第一人者たちの発する言葉から見て取れます。

その中のひとつに、「15秒以内に戻るボタンで検索結果ページへ戻られるようなサイトもGoogleは計測している。」というものがあります。

15秒以内に検索結果ページへ戻ってしまうようなページ」がどのようなものかというと、以下のように考えることができます。

今までにも言われてきたことのひとつに、「サイトのファーストビューは3秒から7秒が重要」というものがあります。そこでユーザーによって、求めているサイトかどうかを判断されます。

その後、そのページを読み進めるかどうか、同じサイトの別のページへ遷移するかどうかをユーザーによって判断されるのですが、そういった行動をせずにユーザーが検索結果ページへ戻ってしまうサイトがGoogleに嫌われてしまう傾向にあるということです。

15秒以内でユーザーが検索結果ページへ戻ってしまうかどうかを調査するには、ペルソナなどの手法を使って徹底的にユーザー目線で自分のサイトを見るか、ユーザー行動調査のようなテストを行う必要があります。

今までであればこういったことは「ユーザビリティテスト」として大規模サイトがおこなうくらいであったでしょう。しかし、今後は検索上位表示を意識するのであれば必ず必要になってくるのだと感じさせられました。

モバイル検索を意識する

今後スマートフォンがもっと普及するに連れて、モバイル検索が今まで以上に、普通に利用されると考えられます。業界によっては、すでにモバイル検索がユーザーの主流になっているかもしれません。

すでに起こっている事象として、モバイル検索をする人のほとんどが自宅で検索しているという事実があります。

パソコンをわざわざ起動させるのは面倒だけれども、「このCMの情報を今すぐ知りたい。」「このチラシに書いてある情報をもっと詳しく見てみたい。」などと緊急性の高いユーザーが利用しています。

Bingが公開していたデータにも興味深いものがありました。地域を絞った告知からキャンペーンサイトへアクセスしたユーザーのうち、PCユーザーの7割がアクセスするまでに1ヶ月かかったのに対し、モバイルユーザーでは1時間以内に7割のユーザーがアクセスしたそうです。

このような緊急性の高いモバイルユーザーの動きに対し、自社のウェブサイトはモバイルに対応して情報を得やすくなっているかどうか。スマートフォンでわざわざ拡大・縮小といった面倒な操作をさせていないかどうか。

こういったユーザーに対する配慮を早期に対策しておく必要性が、私たち中小企業にはあると感じました。

ソーシャルメディアは必ず触れておくべき

プラス1ボタン

Googleブースにあったリアル+1ボタン

TwitterやFacebook、そしてGoogle+と、新たなソーシャルメディアが台頭する中、これらのソーシャルメディアが検索結果の順位に影響すると言われてきました。

特にGoogleが始めたソーシャルメディア「Google+」については、Googleの公式発表でも、「今はさほど影響を与えていないが、今後大きく検索順位に影響をあたえるようになるだろう。」と言われています。

Google+などのソーシャルメディアには、「誰が提供しているのか」「誰がサイトの情報を共有しているのか」といった情報提供、共有元の個人の信頼性を数値化する役割があります。

つまり、ソーシャルメディア上で影響力を持たない人が情報を公開してもあまり評価されないという、ちょっと乱暴にも思える時がそう近くない未来にやってくると考えられるのです。

Googleは、今回おこなっているパンダアップデートで、「情報を公開している人は専門家であるか」といった指標も検索順位に影響させています。

ネット上で情報を公開していて、なおかつ専門性が高く、信頼性の高い人物であれば、少なくともネット上で話題になっているはずです。ソーシャルメディアのアカウントを持っていればなおさら、それはフォロワー数などから見えるでしょう。

ですから、中小企業のオーナーや担当者は、ソーシャルメディアを今から利用しておくべきなのです。少なくとも、使っておくことは非常に重要です。

まとめ

今回のSESでは、SEOについての細かいテクニック論が非常に少なかったように感じます。それはつまり、SEOが大きな変革の時期に来ていることを示唆しています。あまりにも不確定要素が多すぎて、何も言えないのです。

変化は突然起こるでしょう。2011年6月くらいから日本国内でもパンダアップデートのテスト導入によってパンダアップデートのテスト導入ではないかとも感じられる大きな変化が起きています。

2011/08/22追記:パンダアップデートのテスト導入について不確定要素を断定しておりました。変化が起きていることは私の調査(数千サイトの順位追跡)からも間違いありませんが、パンダアップデートに関連するかどうかは不明でした。深くお詫び申し上げますm(_”_)m

ただ、パンダアップデートは大きな変革の一部に過ぎません。回避したからといって自社に何も変化を起こさないのは、とても危険なことだとも言えます。

正確な未来を予測することは誰にもできません。しかし世の中の動きを大きく捉え、今後どのような変化が起こりうるかを考えておくことは必須です。何よりもまず、新たな行動を起こしてみることをお勧めします。

P.S.

多民族国家であるアメリカ、どう見ても中国人か日本人である私も現地人として扱われるようで、散歩していると色々な外国人に道を尋ねられましたw

誰でもその国に溶け込んでしまう。この自由さが、強力な成長の原動力になっているのだと改めて皮膚で感じ取りました。

次回もまた行けるよう、日々の地道な努力を怠らないようにします!

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“SESサンフランシスコに参加して感じたこれからのSEO”へのコメント2 つ

  • y: 2011-08-22 10:00

    日本ではパンダアップデートは導入されていないのではないでしょうか?
    https://plus.google.com/105720802884434674393/posts/Gfo8J7Vt7of


  • sigeo: 2011-08-22 19:00

    yさん

    ご指摘ありがとうございます。

    大きな変動があるものの、不確定要素の断定はいけませんでした。
    感謝ですm(_”_)m


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