アジャイルメディア・マーケティングセミナーに忍び込みました【セミナーレポート】

昨日、AMNのマーケティングセミナーへ参加して来ました。
お題は「消費者の声と対話が変えたマーケティング」
明らかに外部向けで、私が参加すべきセミナーではなかったのですが、参加を黙認?いただいたことに感謝です。だってどうしても参加したかったからw
ソーシャルでなければマーケティングは生き残れない
今回のセミナーの内容は、
- 1. 「”メディア”の理解から”オーディエンス”の理解へ」
- ~ターゲットのとらえ方でコミュニケーションプランが変わる~
- 高広さん(mediologic.com/weblog)
- 2. 企業事例 「ソーシャルと取り組むマーケティング」
- ライフネット生命保険 出口社長
- 保険の原価を開示したところですね。
- 3. 企業事例「ソーシャルメディアを活用したマーケティング事例」
- 東芝 広告部 荒井さん
- トウシバ犬などの事例
- 4. アジャイルメディアが提供する「カンバセーショナルマーケティング」ソリューション
- AMN上田さん
- 一応身内なので、これは割愛します。興味のある方はお問い合わせ又はAMN関連イベント情報をどうぞ。
以上を私なりに、かなりサックリご紹介します。
1. 「”メディア”の理解から”オーディエンス”の理解へ」
メディアの価値・パワーを決めるのは生活者になっている。広告も同じく、これからは生活者に「受け入れられる広告」でなくてはならない。
生活者に受け入れられるには、関連性と、許容度が深く関わってくる。
許容度とは「許容できる環境」。「許容できる環境」とは、海外の事例で言うと、たとえば「通話料無料の代わりに1日4回広告配信します。」といったようなもの。
広告は「枠を提供する」ことから「オーディエンスと接触する場を提供する」ことへシフトしている。
DemographicsとTribe
- demographics(デモグラフィック)とは:性別、年齢などの属性データ
- Tribe(トライブ)とは:仲間・つながり
今まではデモグラフィックの枠、つまり特定の○○のコミュニティという枠で見ていたけれど、そこで見ていては、口コミなんて広がるはずがない。
そのコミュニティの中のトライブ(個のつながり)でどんな話題が広がるかを考える必要がある。
事例
海外の事例で言うと、「X Games」。BMX、スケボー、サーフィン、スノーボードといった、トライブの強い分野で成功。
これらのスポーツは、いくつもやっている人がほとんどのために、各スポーツの親和性も高く、口コミも広まりやすい。
私もやっているからこそ分かりますが、個々のつながりがかなり強いコミュニティですから、商品の評価が全てクチコミで広がっていることが実感できます。
音楽でも、レゲエ、スカなどのコミュニティでのトライブの強さはすごいものがありますよね。高広さんいわく、「雑誌こそ、この強みを持った媒体である」と。まさにそのとおりですよね。
「刺さる」広告から「動かす」広告へ
これは何かというと、購買行動のある場所から、次のステップへ動かす事を目的とした広告。これは東芝の事例に繋がります。
今、効果がないと言われている広告は、これがしっかりと反映されていないからではないか、とも感じます。
2. 企業事例「ソーシャルと取り組むマーケティング」
あの、保険の原価を開示して話題になったライフネット生命。出口社長の「人」を感じた事例でした。
まさにソーシャルマーケティングとは、こういったものがなければ成り立たないと感じさせられる事例です。
ソーシャルマーケティング成功の4つのTips
- 正直に話す(話し続ける。)
- トップが直接話す
ブロガーミーティングの開催、インフルエンサーを直接訪問 - まわりに紹介しやすくする
自分だけでは人数が限られるので、素直に紹介してもらいたい事も伝える、常に紹介カードを渡す。(これは敬意を表してPDF化させていただきました。) - フォローし続ける
ビジネスの考え方
- 社会的な意味があるか否か
- その市場に不満があるか否か
最後に執筆本の紹介もされていたのですが、「おもしろくなかったらお金をお返しします。」とおっしゃっていました。まさに「顧客をリスペクト」
自らが、セミナーに参加することで、それを体験することができました。
出口社長の執筆本
- 直球勝負の会社―戦後初の独立系の生命保険会社はこうして生まれた

- 価格:¥ 1,500
- 平均評価:5.0
- 納期:在庫あり。
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- 生命保険はだれのものか―消費者が知るべきこと、業界が正すべきこと

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高広さんも、スケダチ・ブログ | 起業家の志が反映されたマーケティングで、出口社長について書かれています。
出口社長が配られているクチコミカード
3. 企業事例「ソーシャルメディアを活用したマーケティング事例」
- GREE活用
- トウシバ犬のプロフ、日記を使い、「動かす広告」を実践。
- キャラクターで注意喚起、日記で興味関心、そして日記で商品訴求を行い、比較検討を促す。
- 結果、これがきっかけとなり、機種変更をしたなどのコメントが投稿されるようになった。
- YouTube、Myspaceなどへも拡大
- 割賦対策の為に、さらに媒体の数を増やした。
- 東芝製品を使ったマジック動画(YouTube)
- 通常再生回数200万のマジックを東芝製品でやってもらう。
- 結果は再生20万回。iPhoneの場合は500万回なので、商品が影響。そのため、思い切ってチャンネルをターゲット別に作った。
- その結果、ニコニコ動画にも広まるようになった。
- ただ単に話題性を狙うよりも、ターゲットをしっかりと絞ったために、トライブでのクチコミが広がった。
- YouTubeコンテスト機能の活用
- ペットに関する動画を投稿してもらい、選ばれた作品をオリジナルCMに。
- さらに、インフルエンサーに向けて、直接営業も行った。
- ヤッターマン+トウシバ
- ヤッターマンを振り返って見ると、冷蔵庫のメカなど、親和性が高いと感じていた。アニメの復活、そして映画と、話題性も十分と判断。
- メカを投稿してもらい、大賞はアニメ化。その他もブログなどで公開。
- 確かに、メカの説明を毎回するので、違和感なくアニメに入り込めますよね。ヤッターマン×トウシバ
- デジタルサイネージ+YouTube
- デジタルサイネージは、店舗への誘導に適しているということが言われていますが、それをセオリーどおりに生かしたものが秋葉原でのデジタルサイネージイベント。
- 通常、店舗内のメーカーの売り場へ誘導するのは至難の業ですが、デジタルサイネージで、店舗の入り口と売り場を結ぶことで誘導を促進。
これらの成功は、昨日のニュースでも取り上げさせていただいたように、荒井さんの行動なくしてはなかったものだと強く感じました。
終わりに
今回のセミナー、まさに今後ソーシャル化がキモであるということを実感している方が参加されれば、非常に身になるセミナーではなかったかと感じています。
特に、ライフネットの出口社長。セミナーであまり声が聞こえなかっただけに、もっとお話をお伺いしたくなってしまいましたw そうなんです、聞こえてないのに伝わってきたんです。
あの人柄こそ、まさに「ソーシャル」なパワーを引き出す源なのではないかと実感させられます。
今後のセミナーの情報が気になる方はAMN関連イベント情報をどうぞ。
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とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。