“アジャイルメディア・マーケティングセミナーに忍び込みました【セミナーレポート】”へのコメント1つ
- あろえ: 2010-09-08 15:40
とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。
昨日、AMNのマーケティングセミナーへ参加して来ました。
お題は「消費者の声と対話が変えたマーケティング」
明らかに外部向けで、私が参加すべきセミナーではなかったのですが、参加を黙認?いただいたことに感謝です。だってどうしても参加したかったからw
今回のセミナーの内容は、
以上を私なりに、かなりサックリご紹介します。
メディアの価値・パワーを決めるのは生活者になっている。広告も同じく、これからは生活者に「受け入れられる広告」でなくてはならない。
生活者に受け入れられるには、関連性と、許容度が深く関わってくる。
許容度とは「許容できる環境」。「許容できる環境」とは、海外の事例で言うと、たとえば「通話料無料の代わりに1日4回広告配信します。」といったようなもの。
広告は「枠を提供する」ことから「オーディエンスと接触する場を提供する」ことへシフトしている。
今まではデモグラフィックの枠、つまり特定の○○のコミュニティという枠で見ていたけれど、そこで見ていては、口コミなんて広がるはずがない。
そのコミュニティの中のトライブ(個のつながり)でどんな話題が広がるかを考える必要がある。
海外の事例で言うと、「X Games」。BMX、スケボー、サーフィン、スノーボードといった、トライブの強い分野で成功。
これらのスポーツは、いくつもやっている人がほとんどのために、各スポーツの親和性も高く、口コミも広まりやすい。
私もやっているからこそ分かりますが、個々のつながりがかなり強いコミュニティですから、商品の評価が全てクチコミで広がっていることが実感できます。
音楽でも、レゲエ、スカなどのコミュニティでのトライブの強さはすごいものがありますよね。高広さんいわく、「雑誌こそ、この強みを持った媒体である」と。まさにそのとおりですよね。
これは何かというと、購買行動のある場所から、次のステップへ動かす事を目的とした広告。これは東芝の事例に繋がります。
今、効果がないと言われている広告は、これがしっかりと反映されていないからではないか、とも感じます。
あの、保険の原価を開示して話題になったライフネット生命。出口社長の「人」を感じた事例でした。
まさにソーシャルマーケティングとは、こういったものがなければ成り立たないと感じさせられる事例です。
最後に執筆本の紹介もされていたのですが、「おもしろくなかったらお金をお返しします。」とおっしゃっていました。まさに「顧客をリスペクト」
自らが、セミナーに参加することで、それを体験することができました。
高広さんも、スケダチ・ブログ | 起業家の志が反映されたマーケティングで、出口社長について書かれています。
これらの成功は、昨日のニュースでも取り上げさせていただいたように、荒井さんの行動なくしてはなかったものだと強く感じました。
今回のセミナー、まさに今後ソーシャル化がキモであるということを実感している方が参加されれば、非常に身になるセミナーではなかったかと感じています。
特に、ライフネットの出口社長。セミナーであまり声が聞こえなかっただけに、もっとお話をお伺いしたくなってしまいましたw そうなんです、聞こえてないのに伝わってきたんです。
あの人柄こそ、まさに「ソーシャル」なパワーを引き出す源なのではないかと実感させられます。
今後のセミナーの情報が気になる方はAMN関連イベント情報をどうぞ。
とても魅力的な記事でした。
また遊びにきます。
ありがとうございます。