[AD] PC リモートを一般化させるNEC Luiシリーズを体験しました
先日外出中でもハイスペックPCを使える裏技「PCオンデマンド」という記事を書きましたが、昨日ブログタイムズ経由で、NECが行ったNEC Lui ブロガーミーティングへ参加し、PCオンデマンドを体験してきました。
PCオンデマンドを利用するのに必要なもの
PCオンデマンドのPCリモート機能を利用するには、最低限以下のようなものが必要となります。
- Lui 対応ネットブック
- 「Lui RNノートタイプ 」または「LaVie Light Luiモデル 」
- PCリモーターサーバボード
金額的には、この2つを合わせて79,800円から。それにイーモバイルなどの通信料がかかります。
PCオンデマンドの接続方法
↑初期設定では回線の設定等がいくつか必要になるそうですが、インターネット接続同様、設定さえ行ってしまえばあとは手軽に使うことが出来ます。
LuiとPCリモートって何が違うの?
少なくともWEB業界にいれば、リモートで自分のPCを動かすなんて、数年前から普通にやっているという人も多いでしょう。かくいう私だって同じです。
そこにLuiシリーズというPCリモートというサービスを出してきたのか。その理由は、「一般の人がリモートを手軽に使えるようにしたい。」ことなんだそうです。
確かに、PCリモートなんて、PCやネットワークに詳しければカンタンにできるものの、一般の人にできるようなものではありません。
ネットブックで高性能かつ快適なデスクトップPCを操作する事ができ、なおかつネットの繋がる場所であれば、どんなところからでも同じデータを利用することが出来る。これこそ同期の究極ですよね。
何故いままでこういったサービスが出ていなかったのかというと、PCリモーターサーバボードを開発するのに手間やコストが相当かかるからなんだそうです。それでも敢えて、PCリモートを一般化させることにしたのか、意外な企業努力が見えてきますよね。
製品の詳細は Lavie Light Luiモデルへどうぞ。
Luiの活用シーン
イベントで紹介されていた動画と共に、Luiの活用シーンをご紹介。
外出先で動画を見せる
PCを持っていない両親の家で、ネットブックで動画を見せるときでも心配なし。
旅行先で自宅のPCに画像を保存する
↑写真を撮りすぎて、メモリーカードが一杯になる心配も、コレで解消。旅行中に編集し、何らかの形に出来てしまうのも良いですね。
究極のデスクトップ環境同期化
そして、個人的にPCオンデマンドを目論む理由は、なんといっても自宅PCの環境をどこでも使えること。
効率化のノウハウが詰まった自宅PCの環境を外部でも再現するのは、いくら同期するツールが増えたといってもなかなか大変なもの。OSの違いだって影響してきます。
それをネットブックからリモート接続するだけで再現できてしまうわけですから便利なわけです。いくらオンラインデスクトップが一般化してくるとは言えども、まだまだ制限は多いでしょうからね。
その点を鑑みても、PCオンデマンドは今目の前にある、一番最適な同期化サービスと言えるわけです。
PCオンデマンドが抱える現状の問題点
便利なのは素晴らしいことだけれど、悪い点だってあります。というわけで、Luiが現状で抱えている問題点は下記のようなものです。
- イーモバイルの回線が混雑してしまうと、PCリモートがスムーズに動かなくなる可能性がある。
- Wimaxでの最大接続速度は約12Mbps程度
- エリア拡大されたと言えども、まだまだ場所が限定されてしまう
セキュリティに関しては、絶対とは言い切れないけれど、暗号化もしっかりと行われているとの事。そうでなければ商品化できるわけないんですけどね^^;
このようにインフラの問題も絡んできて、まだまだ完璧とは言い切れないサービスではありますが、一部の人にしか使われていないけれど非常に便利なものをより多くの人に提供するというのは、とても素晴らしいことですよね。
そして、これとIPv6を絡めて考えると、ゆくゆくは電車の中から付けっぱなしの電気やガスを消したり、米を研いで炊飯器にかけたりするんだろうか、なんて妄想が膨らんできてしまいますw
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