交差点の事故を防げそうな警告システムのコンセプト「AISA」
交通事故が、もっとも多く発生するのが交差点とその付近。その割合は全事故数の半数を超えています。
それを改善するために、ITSの活用など、いろいろな施策が行われ、特に最近では車に警告システムを実装する研究がすすめられているように感じますよね。
さて、今回は事故発生の調査目的のシステムではなく、交差点自体に、警告システムをつけようというアイデアをご紹介します。
交差点の交通事故を防ぐ 警告システムのコンセプト
↑小さなカメラがベースとなったセンサーによって、人の足やバイク、車を感知し、LEDが発光するようになっています。
↑人か車かで発光する色が変わり、距離によっても変化するのも特徴。
↑実際に交差点へ設置すると、このような状態になります。たまにこれに近いものが交差点に埋め込まれていますよね。そういった意味でも違和感なく役立ちそうなシステムです。
都内の事故多発交差点
↑たとえばこういった危険度の高い交差点に、AISAのようなシステムを設置する方が、事故が起きた状態を研究するよりもポジティブかつ、より多くの人を救えると思うのですが。
自動車事故の統計データ
↑本当に平成20年なのか不明ですが、車対車でも、追突の次に多いのが出会い頭の事故。事故の多い時期などを見ても、疲れている時に多くなっているため、一生懸命働いているひとのためにも、安全の確保を手助けしてあげたいものです。
車の安全性が高まり、事故発生の研究が進んだことで、重大事故の発生数は減ったものの、発生数や負傷者数は数年前の数値に戻ったという状況です。
サラリーマン的立場から見れば、人身事故を起こすことは相手に迷惑をかけるだけでなく、職場によっては懲戒解雇など、経済的にも自分の首をしめることになります。そうならないために予測しながら運転することが大事なのですが、それでも起こりうる事故を未然に防ぐためにも、もっとポジティブな改善をして欲しいものですね。
Via:Yanko Design
- 事故はなぜ起こる!? (ナレッジエンタ読本)
- 価格:¥ 1,155
- 平均評価:5.0
- 納期:在庫あり。
- Amazon で詳細を見る by マーケティングリサーチのデータなら
この記事を読んだ方は以下の記事もご覧いただいています
- 前の記事: 「経験者が語る!今後の人生が180度変わる、29歳までにやるべきこと」ジョブナス主催セミナーに参加しました
- 次の記事: レノボのタブレット型ネットブック Idea Pad S10-3t を使い倒してみる
- ジャンル: アイデア, コンセプト