Dropboxをファイル転送サービスとして使えてしまう「FileStork」
Dropboxといえば、自分のPCにファイルを保存しておきながら、ウェブ上にも、設定した他のPCにも同じファイルを同期保存できるサービス。
そのファイル同期サービスを使って、他人とファイルの受け渡しをおこなえたら、ぐっと便利になりますよね。
そこで今回は、ファイル転送サービスをDropboxでまかなえるようにしてしまう便利なサービスをご紹介します。
Dropboxを即席ファイル転送サービスにしてしまう「FileStork」
「FileStork」は、Dropboxのアカウントを使って、他の人からカンタンにファイルの受け取りをできるようにするサービス。
別途ファイル転送サービスを使うことなく、カンタンな設定をおこなうだけで、相手がアップロードしたファイルをDropboxのフォルダに受け取ることができます。
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ワンタイムのセキュアなアップローダーを生成
↑ファイルを送ってもらう相手のメールアドレスを入力し、フォルダ名(日本語不可)を設定します。ここで分かりやすいタイトル(Request name:)や本文(File request message:)を書いておくと、やりとりがよりスムーズになりそうですね。
指定したフォルダにわかりやすく保存
↑あらかじめ設定したフォルダの中に、相手のメールアドレスが名前になったフォルダが生成され、その中に受け取ったファイルが保存されます。
ファイル転送の利用手順と流れ
↑まず、FileStorkのページを開き、【Get Started!】ボタンを押します。
↑するとDropboxが接続許可を求めてくる画面が開くので、【許可】ボタンを押します。
↑Dropboxとの接続を許可すると、ファイル送信のリクエストを作成する画面が開きます。ここで、下記の項目を設定します。
- Recipient email addresses:
ファイルを送ってもらう相手のメールアドレス(最大15件) - Request name:
用件のタイトル - File request message:
用件の内容詳細 - Folder name in Dropbox:
受け取ったファイルを保存するフォルダ名(半角英数) - Password:
ファイル受け渡し時のパスワード(オプション) - Notify me when a file is uploaded.
チェックを入れると、ファイルがアップロードされたときに通知メールが届きます。
この設定が終わったら、【send request】ボタンを押します。
↑ボタンを押すと、相手に上記のようなメールが届きます。
↑相手が【Upload】ボタンを押すと、このようなアップローダーの画面が開きます。
↑パスワードを設定しておいた場合は、最初に相手がパスワードを求められます。ご注意を。
↑このアップローダー画面で、ファイルを選択してアップロードしてもらいます。この際、複数ファイルを同時に選択してアップロードすることも可能です。そして最後に【Send】ボタンを押してもらえばアップロード完了です。
※英語が苦手な相手の場合は、この手順をメッセージに書いておくと良さそうですね。
↑ファイルのアップロードが完了すると、「Thank you」画面が出てきます。
↑通知メールを設定しておいた場合、相手のファイルアップロードが完了したときに通知メールが届きます。ここにはファイルが保存されたDropbox内のパスが明記されています。
↑Dropboxのフォルダを見てみると、送られてきたファイルがちゃんと保存されています。
転送されたファイルが保存されるフォルダのルールは、
My Dropbox > FileStork > 設定で指定したフォルダ名 > 相手のメールアドレス
となります。
↑また、作成したアップローダーを管理することもできます。
試してみたいかたはFileStorkへどうぞ。
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Dropboxを使って、ここまでカンタンにファイル転送ができてしまうとは、ぐうの音も出ないですね。これは組み合わせによって、自分も相手もかなりの仕事効率化を実現できそうです。
Via:delicious
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