グーグルは私たちの頭を活性化できる
グーグルが私たちの頭を悪くする!? : ライフハッカーというエントリがあり、個人的にすごくタイムリーな題材だったので乗ってみました。
グーグルは人の頭を退化させる?
これはビジネスの現場だけでなく、学校でさえも言われていること。ただでさえ自分の考えを主張するという行為が少ないと言われる私たち日本人としては特に意識しなければならない問題ではないでしょうか。
宿題もネットで調べ、論文すらネットからコピペ。確かにコピペ術は仕事などあらゆることのスピードを速めることを実現しました。
しかしその一方で、人は大きなものを失ってしまっているように感じます。
いわゆるネット依存症というやつですね。
ネット依存は「できる」と思わせるワナ
自分の意見はすべてネットからのコピペになってしまい、自分で考えるという行為がなくなってしまう。そしてなんでもすぐにできてしまうから、「自分はできる」という勘違いをしてしまう。
もちろん私もえらそうなことを言える立場ではなく、こういう時期があったと思いますし勘違いしてしまったときもありました。しかしこれではある程度までは良くても、それ以上の大きな成長は見込めなくなってしまいますよね。
コピペは間違いじゃない
あれ?今否定してなかったっけ?ww そうです、全否定ではないのです。
コピペも大事です。27時間テレビで「さんま」も人の真似から入るのは大事なことだと言っていました。
取っ掛かりはコピペからでも、そこに自分なりの意見を何度も思考や体験を繰り返して育てていく。
これがより大きく成長するのに大事なことではないでしょうか。
Tipsのひとつとしてこんなのも良いのではないかと感じるものがあります。
Googleに依存しない3つのTips
- リサーチする際、目的のものが見つかってもさらに調べ続ける
- 集まったものを多数意見としてとりあえず否定せずに受け入れてみる
- この人は何故こんな風に主張しているのかを様々な角度から観察してみる
考え方はポジティブに
ネットで情報を得るスピードはとても速いはず、ならば一度立ち止まって思考する時間は極端に言えばいくらでも取れるわけです。
グーグルのようなサービスは、私たちがまだ経験していないことについての情報も与えてくれる。つまり私たちに「考える時間」を与えてくれているんですよね。
そのように捉える事ができれば、何もグーグルが私たちの頭を悪くするようなことはないはずです。そもそもITというのはこういったものを求めていたのではないでしょうか。
まるでお年寄りたちから見る戦争を知らない世代と同じような感じではないかとも思いますが、私たちももう一度インターネットを初めて繋げ、Yahoo!を開いて「何すれば良いの?」と感じた?w頃を思い出し、そしてその事を後輩たちへ伝えるべき時なのではないかと感じます。
今回の「グーグルは私たちの頭をバカにする」というもの。問題提起としては非常に良かったと感じてます。「このまま何も考えずにコピペばかりしていたら大変なことになっちゃうよ。」と。ネットが私たちに与えてくれるものは本当は何なのか。もういちど考えてみる良い機会なのでは?
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