無料で操作性の良いガントチャートを作れる「GanttPRO」
オンラインでガントチャートを作成できるサービスにはさまざまなものがありますが、操作性の悪いものが多かったり、有料だったり、あるいは表示が重かったりと、なかなか手軽に使えるものが少ないというのが現状です。
そこで今回ご紹介するのは、無料でかつ、操作性も良いガントチャート作成サービスです。
操作性に優れたガントチャートを使える「GanttPRO」
「GanttPRO」は、無料でガントチャートを作成できるオンラインサービス。
部分的に日本語入力の制限があるものの、この操作性の良さはくせになりそうです。
2015年6月21日追記:今回のアップデートで、日本語にも対応してくれました。
作成したガントチャートのサンプル
ガントチャートのリンクを共有すれば、閲覧モードか編集モードで共有することができます。
サンプル:閲覧権限のみで共有したガントチャート
直感的かつカンタンな操作で作成可能
サブタスクの作成やマイルストーンの追加など、マウス操作でクリックした部分をどこからでも編集できるようになっているのも使いやすさのひとつ。この手のツールでは結構操作に迷うことが多いのですが、迷うことなく編集をサクサクおこなえてしまいます。
複数のガントチャートをタブで管理
ガントチャートは複数作成可能で、かつタブで管理されるので、複数のプロジェクトを抱えているような人でもすぐに切り替えて管理することができます。
担当者を追加できる
アカウントを追加して、リソースごとにアカウントが割り当てられるようなものではありませんが、担当者名を追加してタスクをアサインすることができます。
担当者ごとにソートできる
タスクベースではなく、アサインした担当ベースでソートすることも可能。エクセルで管理するよりも、リソース面のボトルネックを把握しやすそうで良いですね。
ガントチャートをエクスポートできる
プロジェクトの業務に関わっているひとならばWEBの画面で確認すればよいでしょうが、なかなかそれでは伝えられない相手も存在するはず。そういった場合には、エクスポート機能を使って、相手に合わせて共有しやすいフォーマットに変換することができます。
XLSX形式
プロジェクト名がファイル名になったエクセル形式でエクスポートできます。別の観点から集計をおこないたいときなどにも使えそうですね。
シンプルにガントチャートそのものを共有したいときに使えそうなPDF。無駄な領域を省き、内容がある部分だけがPDFになります。
画像
画像形式でもエクスポート可能。プロジェクトのリリースノートに貼っつける、なんてときにも便利そうです。
iCal
iClal形式でエクスポートすれば、社内で使っているカレンダーツールに反映することも可能。これならば多くの局面において、計画を共有しやすそうですね。計画を共有した、してないなんて生産性のない話にもなりにくいでしょう。
使いやすさは抜群なのですが、残念ながらプロジェクト名と担当者名に日本語を使うことができません。タスクは日本語でも追加できるので、このあたりを改善してもらえると非常に嬉しいですね。お願いはしてみましたが。
2015年6月8日追記:次回のアップデート(今週中の予定)で日本語入力にも対応してくれるそうです。
2015年6月21日追記:今回のアップデートで、日本語にも対応してくれました。
興味があるかたはGanttPROへどうぞ。
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