1枚の画面に思考や情報、ビジュアルを整理できる「Milanote」
Evernoteはとにかく情報を貯めておくのに便利だけれども、貯めた情報の一覧性には欠けるものがあります。
なので一枚の画面にあらゆる情報をまとめるのに、いままではイラレを使うなどしていろいろ試行錯誤してきたのだけれど、それを叶えてくれそうな期待を持てるのが今回ご紹介する「Milanote」 。
無料で使えるのはメモ100個までになりますが、溜め込んだ情報から重要なポイントを抽出し、常に俯瞰してみるための母艦ノートとして使うには十分すぎるのではないかと思います。
1枚の画面に情報を整理できる「Milanote」
「Milanote」は、集めてきた情報や自分の思考、画像データなどを一枚の画面に集約することができるオンラインノート。
「ボード」と呼ばれる、その情報を集約できる画面を複数作ることができ、複数のプロジェクトで、それぞれ俯瞰できるように情報整理することができます。
1枚の画面に情報を集約できる
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1枚の画面(ボード)にあらゆる情報をまとめておくことができます。
画面(ボード)には、ノートや画像、リンク、ノートを枠内に複数作成できる「カラム」などを作成することができます。
これらは「カード」と呼ばれ、無料で100個まで作成することができます。どうやらユーザーを一人招待するごとに、20個のカードが追加されるようです。このあたりはEvernoteのやり方に近いですね。
カードに目標や方針、標語などを書いてボードに貼っておくとリマインドにもなるので良いですね。
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カード同士を線でつなぐことができる。
カード同士を矢印でつなぐことも可能です。
カード同士を矢印で繋げば、マインドマップのような表現をしたり、思考のプロセスを残しておいたり、フローを表現したりといったこともできますね。
タスクはタスク、仕事とプライベートを分けるといったこともできる
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タスクリストのボード。
ボード自体はいくつも作ることができるので、タスクはタスクのボードだけに作り、タスクでも仕事のタスクだけ、プライベートのタスクだけ、という使い方もできます。
ひとつのボードにいくつもタスクリストを作成して並べられるので、Trelloのようなカンバン方式でのタスクリストの作成も可能ですね。
メンバーと共同編集できる
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他のメンバーと同時進行でボードを編集可能。他のメンバーが編集しているカードにはアイコンが付きます。
ボードを特定のユーザーにメールアドレスで共有すると、同時編集することができるようになります。
他のメンバーが編集しているカードにはそのメンバーのアイコンが表示され、編集していることがわかるようになっています。もちろん編集内容はリアルタイムに反映されます。
興味がある方はMilanoteへどうぞ。
評価コメント
Evernoteでできない部分を補完してくれるようなツール。こんな機能をオールインワンで提供してくれると嬉しいのですが、まだまだそのようなツールがない中で、より快適な環境を作ってくれるところが良いですね。
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