仕訳が半自動でできる、無料から始められる「マネーフォワード 確定申告」を試してみた
確定申告の準備で手間がかかるのは、なんといっても仕訳の作業。学生の頃、まだパソコンのOSがDOSの頃からこの作業を手伝う機会があり、その大変さは身にしみていました。
最近は、確定申告のソフトが充実していて、確かに昔よりは便利になったとは思うのですが、大抵の場合仕訳の入力作業は必要になるわけで、一人で事業をしている場合、手間がかかって本業にも影響を与えかねません。
その仕訳の手間をなくし、なおかつ日々のキャッシュ・フローをカンタンに把握することができるようになるのが、マネーフォワード 確定申告。今回はブログタイムズを通してマネーフォワード 確定申告を使う機会をいただいたので、早速レビューしてみます。
確定申告がもっとカンタンなものになる「マネーフォワード 確定申告」
「マネーフォワード 確定申告」は、金融機関のデータを自動取得し、面倒な仕分け作業を半自動化して申告書や決算書を自動で作成してくれるサービス。
月15件までの仕訳登録数ならば無料で使うことができ、日々のお金の動きも一目瞭然になります。月15件以上の仕訳登録が必要、あるいは自動仕訳ルールを5件以上使いたい場合は月額800円になりますが、Vectorで1年分購入すると、1ヶ月分が割引になり8,000円/年に。さらに2014/02/28までなら6,600円/年で購入することができます。→ Vectorで購入
仕訳が半自動でおこなわれる
※データはすべてサンプルです。
銀行やカードなどの金融機関と連携させると、入出金の情報が自動的にマネーフォワードへ登録されます。この登録された情報のうち、繰り返さないものだけを仕分けしていきます。
※データはすべてサンプルです。
トップページには仕分けされていない入出金の通知やキャッシュ・フロー、口座の残高や当月の収益・費用のグラフなどが表示されます。
日々のキャッシュ・フローが把握できる
仕訳をしていくと、キャッシュフローレポートが生成されます。いちいちエクセルなどで管理しなくても、勝手に出来てしまうのが良いですね。
こちらはチャートとともに生成されたキャッシュフロー表。
iPhoneアプリで領収書・レシートをデータ化
領収書・レシート読込アプリ(無料)を使えば、現金払いの領収書やレシートも、わざわざ入力することなくマネーフォワードに取り込むことができます。使った感じでは、まだ少し読み取り精度に改善の余地ありと感じるので、このアプリがもっと使いやすいものになると嬉しいですね。
申告書・決算書も自動で生成
仕訳を入力しておくことで、申告書・決算書も自動で生成してくれます。生成した書類をPDFでエクスポートできるので、これを印刷して郵送します。
試してみたいかたはマネーフォワード 確定申告へどうぞ。
こうやって面倒な作業が自動化されていくと、よりビジネスに特化して動くことができますね。確かに事業をしているならば、やらなくてはならないことなのですが、そこに多くの時間を割くよりも、事業を大きくすることに専念するほうが、事業主にとっても国にとってもプラスになるわけですから、もっともっと効率化してもらいたいものですね。
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