Gmailで送ったメールをリアルタイムにトラッキングできるブラウザアドオン「MailTag」
メールトラッキングの仕組みを作ろうとすると、いまだに少し敷居が高いように思いますよね。GAと連携したいときには、計測用の画像タグを用意してそれをHTMLテンプレートに入れ、云々。
今回はそんな作業をなくして、Gmailから簡単にメールの開封やリンククリックの計測をおこなえるようにしてくれるサービスをご紹介します。
Gmailで送信したメールの開封率やリンククリックを計測できる「MailTag」
「MailTag」は、Gmailで送ったメールの開封やメール内のリンククリックを計測できるようにするChromeとFirefoxの拡張機能。
リアルタイムに計測をおこなうことができるうえに、ダッシュボードに結果をまとめてくれます。
メールの開封やリンククリックを計測
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MailTagのダッシュボードに結果が表示される。
これまでにMailTagを使って送信したメールとその結果をダッシュボードに表示してくれます。ここに表示される結果は今日送ったメール数、今月送ったメール数、そして平均開封率と平均リンククリック率です。
メールの開封をデスクトップに通知
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メール開封とリンククリックがデスクトップ通知される。
送信したメールが開封されると、すぐさまデスクトップ通知が出てきます。メール内にあるリンクがクリックされた場合も同様に通知がきます。
リンククリックの日時もわかる
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読まれたメールの概要を一覧。
読まれた送信メールを一覧、この画面で読まれた回数やクリックされたリンクの情報を確認できます。
逆に読まれなかった送信メールの一覧も用意されています。
再開封も計測
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送信メールの結果詳細画面。
読まれた送信メールの詳細画面では、開封された日時やリンククリックされた日時だけでなく、再開封された日時もすべて記録が残ります。
使い方は簡単。拡張機能をインストールしたら、新規メールを作成するとデフォルトでMailTagの計測タグが入っているので、そのままメールを作成して送信するだけです。
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メールの作成画面に自動的に計測タグが入る。
計測が不要な場合は、この計測タグを削除するか、下部メニューにあるMailTagのボタンを押して計測タグをなくします。
興味がある方はMailTagへどうぞ。無料プランではMailTagのウォーターマークとリンクが入ります。計測数に上限はないので無料版でも十分に使えると思います。
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