壊れたOfficeのファイルや「.docx」「.xlsx」などをテキストデータにする「SaveOfficeData」
ファイルが壊れるといったようなことはほとんどないでしょうけれども、もしもの時のために知っておきたいツールが今回ご紹介する「SaveOfficeData」
ドキュメントが壊れてしまった時以外でも、Office2003以前のバージョンでは互換性のない「.docx」「.xlsx」などのファイルを、どうしても開きたい時に重宝しそうなツールです。
Officeドキュメントからテキストを抜き出す「SaveOfficeData」
「SaveOfficeData」は、壊れてしまったOfficeのファイルや、Office2007以降の「.docx」「.xlsx」などのファイルをどうしても開きたい時に、テキストデータを抜き出してくれるオンラインツール。
登録などの事前準備なしに、ファイルをアップロードするだけでテキストファイルが生成され、ダウンロードして閲覧・編集することができます。
.docx形式のファイルから、テキストデータを抜き出した結果
↑このように、日本語でも問題なく.docx形式のファイルからテキストを取り出すことができました。
早速使ってみます
↑まずSaveOfficeDataのページを開き、テキストデータを抜き出したいファイルを、ローカルフォルダから選択し、「Submit File」ボタンを押します。
↑しばらく待つと、成功したという内容の文章と、「670898437500000.test.xlsx.alg-version-1.txt」といったようなテキストファイルへのリンクが表示されます。
そのリンクを右クリックして「名前を付けてリンク先を保存」を選び、PCへ保存すれば完了です。
ただし残念なことに、.xlsx形式(エクセル)のファイルからテキストデータを抜き出すと、下記の例のように若干余分な日本語が入ってしまうようです。
例)元の文章
.xlsx形式のファイルから
テキストデータを抜き出すテスト
抜き出した文章
.xlsx形式のファイルからケイシキ
テキストデータを抜き出すテストヌダ
う~ん、作った人は韓流ファンのかたなのでしょうか。。。
そのため、Wordのファイルを開きたいなら迷わず使い、Excelの場合は、どうしても開きたい時、またはファイルが壊れてしまったときに使うべきかもしれません。
興味のある方はSaveOfficeDataへどうぞ。
最近、「Office2007系のファイルが開けないから、互換性持たせておいて」と言うと、「逆に持ってないんすか?」と言われるようになってきました。
しかし、スペックの低いPCだと、Office2007以降は起動が遅い上にショートカットキーの反応も遅いため、まだまだ無視できませんよね。。。
Via:delicious
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