自分の上司がAIに変わる確率を教えてくれる「WILL ROBOT BE YOUR BOSS?」
世間では、近い将来に来るであろうシンギュラリティのときには、AIに自分の仕事が奪われてしまうのではないか、という心配が広がりつつありますよね。
第一次産業革命が起きたときにも人間が体験したように、既存の仕事がAI、ロボットに置き換わるケースも多く起ころうかと思います。
今回ご紹介するのは、より具体的に、特定の職業がAI、ロボットに置き換わる可能性がどれくらいあるのかを教えてくれるサービスです。
自分の上司や自分の職業がAIに置き換わる可能性を予測してくれる「WILL ROBOT BE YOUR BOSS?」
「WILL ROBOT BE YOUR BOSS?」は、特定の職業に就いている人の上司がロボット(AI)に置き換わる可能性やその職業自体がマシーン(AI)に取って代わる可能性の予測値を教えてくれるサービス。
AIに置き換わってしまう職業がメディアで頻繁に取り沙汰されていますが、それをさらに具体的に予測値として知ることができるものになっています。
たとえばマーケティング・マネージャーの場合
マーケティングマネージャーの場合、上司がロボットになる可能性は56%。
さらにこの職業の年間報酬の中央値と2014年から10年間の職業成長予測が出るとともに、その職自体が機械に取って代わる可能性は1%と出ています。
図書館司書の場合
他にもさまざまな職業に関して見ることができますが、たとえば思いつきで図書館司書を見てみます。
司書の場合、ボスがロボットになる確率は42%であり、職自体が機械に取って代わる可能性は65%と高めです。
司書がロボットに成り代わっても良いとは思うのですが、これからの図書館のありかた、目的、方向性によっても大きく変わってくるものでしょうね。
興味がある方は「WILL ROBOT BE YOUR BOSS?」へどうぞ。
個人的には、こういった対人の職業がロボットに置き換えられていくと、顧客にとってサービスの均一化などで良い面はあるものの、それはコモディティ化をさらに進めることにも繋がり、会社経営はさらに難しくなっていくのだろうなと感じます。
そして何よりも、顧客が対人のサービスを受けることによって生まれる、ふとした感動を得る機会も少なくなってしまうのではと心配しています。
まずはこのようなC向けのサービスではなく、選択を間違えてあらぬ方向に行きがちな政治をAIに置き換えたほうが良いのではないかとも感じてしまいます。
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