Yahoo!版Googleウェブマスターツールの機能のひとつであり、サイトの被リンク数を表示させるYahoo Site Explorerが、ログ

Yahoo!がYahoo Site Explorerで、本人以外には被リンク数を隠し始めた。

2007-10-13 | Sigeo | 0 | カテゴリ SEM・SEO 関連, Yahoo!

Yahoo Site ExplorerでYahoo!(ヤフー)がバックリンクを隠すようになった

Yahoo!版Googleウェブマスターツールの機能のひとつであり、サイトの被リンク数を表示させるYahoo Site Explorerが、ログインしていない状態では被リンク数を隠すようになったようです。本当なのか、Yahoo! Japanはどうなのか、検証してみました。

未ログイン状態

Yahoo Site Explorer未ログイン状態

ログイン状態

Yahoo Site Explorerログイン状態

↑ログインしていないと、被リンク数が約半分になっています。プライバシーの保護という観点なのでしょうか。

ちなみにYahoo! Japanでも試してみました。

Yahoo! Japanでの結果

Yahoo! Japan被リンク表示

↑結果はご覧のとおり、ログインしていなくても普通に表示されているようです。

Yahoo! Japanも同じ路線をたどるのかどうかは明らかではありませんが、競合調査には欠かせない手法のひとつだけに、気になるところです。また、ネタ元ではGoogleとやり方が酷似していると言う意見もありましたが、Googleの場合、サイト運営者ですら被リンク数を確認できないため、Yahoo!とは狙いが違うように感じられます。

Googleの狙いは、先日「Googleはどのように有料リンクであると確定しているのか」でお伝えしたような、有料リンク広告主の排除、ではサイト運営者が被リンク数を確認できるYahoo!の狙いは?

Yahoo Site Explorerをちょっと調べてみたところ、おもしろいことがわかりました。被リンクの1000番目以降は表示されないので確実ではないかもしれませんが、ログインしていても、していなくても、1000番目まではサイトの表示がまったく一緒、要するに「サイトによってランダムに被リンク数を隠しておこう。」というような感じ?これを含めて考えると、考えられるYahoo!の狙いは「被リンク数の増大によるSEO対策をやめさせる。」そして逆を返せば、「被リンク数ばっかり増やしていても、検索順位にはさほど関係なくなるよ。」ということなのでしょうか。目的がGoogleと同じだと考えると苦肉の策にも感じられますが、いずれにしてもYahoo!も明確に動き始めているということには変わりないようです。

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