マイクロソフトが3Dモデリングソフト「trueSpace」の無償配布を開始 Googleに対抗
Virtual Earth, An Evangelist’s Blogによると、マイクロソフトは今年2月に買収したCaligariの開発する3Dモデリングソフト「trueSpace」の無償配布を現地時間の23日から開始したそうです。GoogleにはGoogleスケッチアップがあるわけですが、それに対して真っ向から勝負をかけてきたということになりますね。
かなりクオリティが高そうな「trueSpace」
グーグルアースの3Dはあなたもいろいろなところでご覧になる機会があるのでご存知かと思いますが。マイクロソフトにはバーチャルアースというサービスがあり、その3Dの美しさはグーグルアースとは比べ物にならないくらい。その3D モデルを作るのに使っているツールが「trueSpace」というわけなんです。
バーチャルアースで見たモントリオールの動画
※音が出ます。
これを見れば一目瞭然かと思いますが、ほとんど本物ではないかと目を疑うようなものですよね。
「trueSpace」で作られた3Dモデルのサンプル
これが無料ソフトで作った3Dモデルなの?と驚いてしまった私w
他にもありえないくらいものもがたくさん。もちろんこれができるまでには習得することが結構あるのだろうけど。無料というのが素晴らしいですよね。
「trueSpace」を早速インストールして開いてみた
さすがに私のような3D初心者にはサクサクできるものではなく、これは使い込まないとダメだなという感じですが、アイコンの分かりやすさにも配慮が感じられて慣れてしまえばおもしろいかも。日本語版マニュアルが出たら手に入れる価値ありかも。
興味のある方はtrueSpace7, Introductionへどうぞ。
ちなみにこのソフト、以前は595ドルもしていたそうです。つまりフォトショとイラレのセットが無償提供されるようなものですよね。そう考えるとすごい!個人的にはアドビにも頑張って欲しいところです。
Via:Virtual Earth, An Evangelist’s Blog
この記事を読んだ方は以下の記事もご覧いただいています
- 前の記事: サクサクなAjaxUIのシンプルなSaaS型グループウェア「Bizroof」
- 次の記事: バーチャルアースをブログやサイトに貼るのに便利な「Map Channels」
- ジャンル: 3D, Microsoft, バーチャルアース