Twitterのフォロワー数は、必ずしもクリック数と比例しない!?
なんとなく「ごもっとも」といいたくなる事ではありますが、実際にデータを見ると「なるほどな~」と納得させられてしまいます。
今回は、More Twitter Followers Don’t Always Mean More Clicksのエントリから、Twitterでのフォロワー数とリンククリック数の検証データをご紹介します。
Twitterのクリック数はフォロワー数に比例しない
ネタ元のグラフが、ちょっと分かりづらかったため、単純にクリック数÷フォロワー数で、クリック率的な指標に置き換えてグラフ化してみました。
厳密に言うと、クリック率ではなく、アクティブユーザー数とクリック数のマージデータということにでもなるのでしょうが、これだけはっきりと数値の違いが出てくると、必ずしも「フォロワー数=影響力」という式が成り立たなくなりますよね。
実際に、@Mashable や @TechCrunch がサイトを紹介すると、一回の投稿で3500~6000程度のアクセスを送り込むのに対して、フォロワー数が前2者の5%程度しかない @Steve Rubel が1100~2200程度のアクセスを送り込んでいるわけです。
多けりゃ良いってもんじゃない
こうなると、どちらが影響力を持っているかと聞かれても、どちらとも言えなくなりますよね。逆にこういったケースの場合、フォロワーが少ないほうが、親密度が高かったりするわけで、一概に多けりゃ良いってもんじゃないことが とてもよく分かります。
これはコマースサイトやリアルのビジネスなどでも言えることですが、無理に増やすよりは、濃厚なファン作りに励んだ方が、より良い結果をもたらしてくれるというセオリーにも繋がりますよね。
フォロワーの数を増やすよりも、@yahoo_shoppingのように、ファンを大事にする姿勢の方が、殊に企業のTwitter活用には効果的なのかもしれません。
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