[書評]効率3倍アップの ニッチメディア広告術
この度、株式会社ファインドスターさまよりご献本いただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
「消費者視点やら、何やらと、なんだか売りにくい時代になったものだ。」
そのように感じている方も多いのではないでしょうか。
私もコンサルをやっていて、もっとも多く受ける相談が「集客」への悩みに関するものです。
「あなたのターゲットを狙い撃ちする!」効率3倍アップの ニッチメディア広告術
集客するにも、消費者のマスメディアとの接触機会が減少傾向にある。テレビ番組の視聴率も、ニッチな番組に集まり始め、スポンサーもそれに便乗している。
これはテレビ以外の媒体も同様。インターネットの出現もあいまって、大きく様相を変えています。
求められるニッチメディア
そんな社会背景もあって、注目されているのが、ニッチメディア。
ニッチメディアとは、すなわち、いままで広告が入り込んでいなかった場所を媒体としたもの。私自身、ネットサービスを運営していた頃に、通常の媒体よりもニッチメディアの方が大きな反応を得られた経験から、その重要性を強く認識しています。
そして、何よりもコストが通常よりも安く済むことから、複数の媒体でのA/Bテストも手軽に行えるところが、ニッチメディアの長所と言えるでしょう。
ニッチメディアの長所(本書の成功例で紹介されている主なもの)
- リーチ数は少なくとも、反応率が高い。
- 結果がダイレクトに表れる。
- 同じ価値観の人を集めやすく、その方々のリピート率が高い。
また、通常よりも、ターゲットに合う媒体を見つけやすいのもニッチメディアの特徴。その分、より的確に費用対効果をあげることが出来るとも言えそう。そのためのステップも以下のように紹介されています。
費用対効果を高める5つのステップ
- ターゲットを設定する
- マーケティング・ステップを設定する
- クリエイティブを制作する
- 広告効果を検証する
至極当然のステップではありますが、ニッチメディアの広告効果を上げるためのステップとして詳細に解説されています。
ここで最も重要なのは、コストが安価なことを最大限に利用し、このステップのPDCAをいかに回し続けていくかということでしょう。
本書の特徴
- 560ものニッチメディア媒体リスト
- ただ単にリスト化されているだけでなく、エリア特化系やターゲット別に紹介されているのが特徴。
- 豊富なニッチメディア成功例
- 当ブログでも、「こんなところに?というおもしろ 広告」などをご紹介していますが、それらの広告が実際にどのような効果をもたらしているかを知ることが出来ます。
本書の目次
- はじめに:集客に悩んでいませんか?
- ニッチメディア活用の”驚きの効果”とは?
- 御社にピッタリのニッチメディアを探そう
- ロイヤル顧客を効率よく集める黄金ステップ
- ニッチメディア活用の成功事例集
- 巻末付録:ニッチメディア厳選560媒体リスト
ニッチメディア広告って、あなたの商品を使いたいと思う人の立場にたって考えると、自然とどこにあるべきかが見えてくるものかもしれませんね。
あるいは、未だ広告の入り込んでいないところに、あなたの商品の広告を出すことになるかもしれません。
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