最近RSSネタの記事が多いなと感じません?RSS利用促進の大きな動きが出始めたのでしょうかww と、その中でちょっと気になったなぜ人気ブログはR

Fw:なぜ人気ブログはRSSを全文配信しているのか?【改め「これから」というブログはどうすべきか】


RSSは全文配信すべきか否か

最近RSSネタの記事が多いなと感じません?RSS利用促進の大きな動きが出始めたのでしょうかww と、その中でちょっと気になったなぜ人気ブログはRSSを全文配信しているのか?という記事があったのでこの機会に乗ってみようと思います。

結論から言うと

「これから成長するブログは全文配信しないと損をする。」

この結論を導くものにはいろいろなものがあると思います。「後発だから差別化を」、「ユーザビリティは向上させたい」などなど。でもそれだけではなかなか納得できるものではありません。ここでは私のブログからその根拠を読み解いてみようと思います。

Google Matt Cutts氏は全文配信を勧めている

まず、「RSSフィードは全文表示じゃないと愛がないよ。」とWordCamp 2007でMatt Cutts氏は言っています。 この言葉をご紹介した記事は「Google Matt Cutts氏によるブロガー向けSEO Tipsから見えるもの」。 つまりGoogleSEOを少しでも気にするのであればRSSは全文配信した方が良いと言えるでしょう。

Matt Cutts氏が現状のSEO事情から語ったとは言い切れませんが、今後のリスクヘッジや見ていただく人のことを鑑みれば、正解はおのずと全文配信になるでしょうね。

newsingに「SEO的に気になる」といった意見がありましたが、Googleの場合ウェブマスターツールで自動判別していることもあり、最低限ヘッダーに明記しておけばリスクはないと考えて良いのではないでしょうか。Yahoo!に関しては疑問ですが、そもそもYahoo!の場合ブログをWEB検索には表示させない方向性なのでこの場合は考えなくて良さそうです。

RSSを全文配信にするとアクセス数の基礎が増える

定説から言えば、「RSSを全文配信にするとページビューは減るがRSS購読者数は増加する。」となるわけですが。私は「RSS購読者数が増え、日々のページビューもボトムアップ出来る。」と感じています。 このブログも昨年の8月に全文配信にしましたが、当時ご購読いただいている人数がFeedburnerで250くらいだったこともあり、まったくPVに影響が出ませんでした。

既に人気ブログになっていれば話は別かもしれませんが、私のようにまだまだこれからというブログにとってはむしろ全文配信にしないほうがもったいないです。

rss-feed-graph.gif RSSを全文配信した直後に購読者数が明らかに増えた。

RSSリーダーのユーザーは本当にブログへアクセスしないの?

rss-reader-referral.gif RSSリーダーからの1ヶ月間のセッション数。ぶっちゃけ恥ずかしい数値ですがここは意を決して公開ww

上記のデータから見ても、決してアクセスしなくなるとは言い切れないのではないかと私は感じています。 私自身ハードな?RSSユーザーですが、どうもRSSリーダーで見ただけでは気がすまなくて、結局元記事を開くことが多々ありますので。

rss-reader-referral-pie.gif このブログのRSS購読方法統計(※Feedburnerのみの数値)

また、「このブログでは画像ネタが多いからその要因も関わるのでは?」という疑問もあるかもしれませんが、数値から見ても画像記事だから他よりも誘導数が多いということはありません。

少し掘り下げて、各RSSリーダーの購読者数とセッション数を組み合わせると下記のようになります。

LDR
購読者数91人:865セッション/月
iGoogleやGoogleリーダー
購読者数551人:3,049セッション/月

atomとRSS2.0で280人程の方にご購読いただいているのでFeedburnerだけの数値では正確とは言えないのですが、再訪率なども加味して考えても決して来なくなるとは言えない数値ですよね。 ちなみに私のブログは再訪問者率が30%弱ですので、逆にRSSリーダーでご購読いただいている方はお得意様になります。 その他のデータを読み解いていっても決して「来ない」とは言い切れなさそうですね。

rss-feed-graph-2.jpgクリックスルーも含めたFeedburnerのデータ。見づらくてすみません。。。

RSSユーザーは広告をクリックする?

よほど興味のあるものでない限り、ほとんどしないのではないでしょうか。皆さん広告慣れしていらっしゃいますから。 かくいう私も広告をクリックしませんし、そう考えると「クリック報酬型の広告収入を減らしたくない。」という思惑はRSS全文配信に直結するとは言いがたくなるわけです。

また、クリック報酬型の広告をクリックしているのはほとんどが検索エンジンからのユーザーであるということも解析データから見えてきます。このことからも、RSS全文配信=広告収入減とは言えません。

デメリットは?

RSSで広告収入を求める場合、日本でのRSS広告のニーズが現状はまったくと言っていいほどないということが最大のデメリットでしょうね。それ以外にデメリットはほとんどないといって良いのではないでしょうか。

つらつらと書いてきましたが、このような根拠から私はRSSを全文配信すべきだと考えています。とは言っても私の場合はここまで考えて全文配信したわけではなく、Matt Cutts氏の言葉に心を打たれたのがきっかけなのですがww

きっかけはどうであれ、おすすめは全文配信というわけです。

スポンサードリンク

この記事を読んだ方は以下の記事もご覧いただいています

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントする